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ちっちが我が家の一員となり、数年後、元飼い主との再会で?

元飼い主との再会-ちっち-



ちっちが我が家の一員となり数年後のこと


ちっち 元飼い主との再会 写真


ちっちが我が家の一員となり数年後のこと、ちっちの元飼い主、黒子2の友人が我が家へ遊びに来てくれることになりました。


あの時(詳しくはちっちが我が家へ来た事情にて)、ちっちを引き取るきっかけとなった妊娠で生まれた息子さんを連れて、残念ながら、シングルファザーとなっていましたが(汗)。


黒子1は、「絶対、ちっちは覚えてるし、喜ぶはず」と喜びました。


そして、元飼い主にも、ちっちに対して 何らかの感情を期待していました。


だって、こんなに優しくて、かわいい いい娘のちっち♪


できれば、手放したことを ほんのわずかでも後悔していて欲しかったし、今の元気に暮らしている姿を見て欲しかった、見てもらいたかった・・・。


当然の事実として、我が家に来るということは、我が家には ちっちがいるのだしね。

ちっちに「あなたの懐かしい人が会いにきてくれるよ」って何度も話しかけていました。



だけど、残念ながら、現実は、ちっちの思いも黒子1の期待も大きく裏切られました。



当日、友人との久しぶりの再会で、話が盛り上がる黒子2と元飼い主。

そばで 大人しく遊ぶ息子さん。


黒子1は、今か今かと、ワクワクしながら いつちっちの話題になるのか、感動の再会は? と、待っていました。


だけど、社交性抜群で愛想を振りまくちゃんすと、興味深々で近寄るくろじ。遠くから、見守るちっち。


興味を示すのは、息子君のみでした。


まぁ、久しぶりの再会だし、積もる話もあるだろうしと我慢してました(笑)


だけど、まだなのかと、ふと、盛り上がる二人を横目にみて見ると、


なんと、ちっちが おずおずと元飼い主の後ろに近づき、だけど、それ以上は、声を掛けてもらえなくては、近づけなくて。
もじもじしてました。


恥ずかしそうに、そして とっても 嬉しそうに お腹を見せたり、一人遊びをしたり 気を引こうとして(泣)。


「あ〜、やっぱり ちっちは、覚えてるし、喜んでるぅ(涙)」


ちっちは、我が家に来客があっても、あまり、自ら 近づいたりする猫ではありませんでした。


それは、ちっちにとっては、特別な行動だったのです。


その行動をみた黒子1は、我慢できず、元飼い主に 「ちっちが会えて喜んでるみたいです。声を掛けてくれるのを待っているみたいだから、少しだけでも、声を掛けてやってくれませんか?」と言いました。


やっと、気づいてくれた、元飼い主。



だけど、おもむろに ちゃんすに 向かって 「ちっち?」



えっ ・・・?



えっ ・・・?



そうです。



元飼い主は事もあろうか、ブラウンタビーでアメショーのちゃんすとシルバータビーのオシキャットのちっちとの見分けさえつかなかったのです。



そして、当然ですが、ちっちが分からなかった・・・。



黒子1は、冷ややかに そして 冷酷に


「それは、ちゃんすで ちっちではありません」と、言い放ちましたがね(怒)



元飼い主は、とても慌てていましたが、それにしても ひどい。



自分達で飼うと決め、愛情を注いだ時間ががあったはずなのに。


諸事情があって 飼えなくなったのは仕方ないとしても、あまりにも 心がなさ過ぎる。


ちっちは、何年たとうと、覚えていたのに。


恨みや憎しみじゃなく、再会を喜んで、懐かしくて、嬉しくて、恥ずかしそうにそっと、近づいて 待っていたのに。

一度 飼われた飼い主を 自分の本意とは別に 譲渡されたとしても 恨みもしないで 純粋にいつまでも覚えていたのに。



猫の「心」にさえ、負ける人間の「心」



その頃は、黒子1は随分腹を立ててしましたね(笑)



だけど、人間だって離れて 暮らせばいろいろある。

まして、子育て中ならね。

それに だからこそ ちっちを 我が家の一員にすると決めたのだから。

なので 仕方ない事としました。



だって、そんな 元飼い主との再会でも、ちっちは とっても 嬉しそうだったから。


ちっちのためにも、ちっちの大好きだった元飼い主を 悪く言っちゃダメだよねっ!


ねっ、ちっち。





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ゆめじの名前はくろじが由来です。「じ」繋がりです。ゆめじにとっては育ての親も同然。そんなくろじの一生です。


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猫バカ歴んっ十年の飼い主と相方。念願叶えてゆめじとうたちゃんの仲人となり、2匹が無事夫婦道を歩めるよう、ハラハラドキドキしながら見守る 2匹の様子や日常をゆる〜くご紹介していきます☆