黒子の弱点・・・、それはちゃんすでした。
黒子は、絶対的にちゃんすに依存して生きてきました。
なので、ちゃんすに何かあった時の同様は半端なかった(汗)
最初は、そう、ちゃんすと1匹と1人で北の大地から花の東京(?)へ移住した時。
黒子は、初めての東京での生活と仕事で、「慣れない環境、慣れない仕事」で疲弊していました。
そして、東京の暑さと湿度を甘く見てました。
今さらながら、自分の事だけで精一杯で、ちゃんすに対して心遣いが足りなかった・・・と反省してます。
ある日、仕事から帰って、ちゃんすのトイレ掃除をしていたら、ちゃんすのう○ちを発見。
でも、そのう○ちには、透明な粘液のようなものと血がついてました。
びっくりして、何度も見直しました。
頭の中は、「何か別の血がついたとか?怪我か?痔?癌?」
色々な考えが頭の中をよぎりますが、答えはでない。
最近のちゃんすの様子は?
食欲はある。
元気もある。
なんか、不調を訴える合図はあった?
自問自答しますが、動揺してしまって答えが見つからない。
ただ ひたすら、「ちゃんすが死んでしまう」と動揺(バカ)
このままじゃいかんと思い、病院へ行かなきゃと思うも、引っ越したばかりで掛かり付けの病院も、近くに動物病院があるのかも分らない。
引っ越したばかりで、仕事と家の往復。
まして、時間が時間・・・。
仕方なく、職場へ電話してみました。
まだ残って仕事をしていた人が居て対応してくれました。
事情を話し、職場の近くに まだ診てくれる動物病院があることを教えてもらいました。
道も分らず、住居近くの場所を言われても全く検討もつかず、方角すら分らなかったので、職場の近くのほうが分りやすかったからです。
ちゃんすをキャリーケースへ押し込み、血のついたう○ちを念のためビニール袋に入れて車に乗り込み、いざ動物病院へ。
動物病院へ向かう車中ずっと、キャリーケースの中のちゃんすに、
「大丈夫だよ。ごめんね。病院行くからね」って、何度も何度も、ずっと話しかけてました。
ま、「動揺マックス」ってとこです(汗)
そして、事件(事故)は起こりました・・・(涙)
はい。車を思いっきり電柱にぶつけました(泣)
左折しようとして、道路ギリギリにあった電柱を巻き込むような形になってしまい、車の胴体に電柱がはまってしまいました。
しかし、ちゃんすの一大事に車のことなんて 眼中になく、はまってしまった電柱から無理矢理 抜け出し病院へ急ぎました(笑)
今考えると、「なんともまぁ 我ながらちょっと・・・(驚)」なのですが。
動物病院での診察の結果は、東京での暑さと湿度に、アメリカンショートヘアの2毛性という特徴も加わり、毛が抜け、
それをグルーミングする時に飲み込んでしまい、吐ききれなかった毛が腸まで行ってしまい、その結果腸を傷つけてしまったのだろうとのこと。
他に以上はないとのことで 一安心したのですが・・・。
獣医師に叱られました。
猫を室内に残し、仕事に行く場合でも 最低温度でエアコンをつけ、温度や湿度を管理しなさいと。
黒子は本当に 全く、そこまで頭が働いていませんでした・・・
北海道の気候で生まれ育ったちゃんすにとって、東京での慣れない気候で辛い思いをさせてしまったのでした。
ごめん。ちゃんす。
それから 我が家は春から冬まで エアコンは24時間フル稼働することとなりました。
しかし、この時の動揺を後日 目のあたりにする結果になります。
そうです。
電柱にはまってしまった車は「廃車」になりました。
まっ、元々廃車寸前の車だったからだということもあったのですがね(涙)
しかも、その車、会社から支給されていた言わば社用車・・・
頭の中で チーン・・・って 鐘の音がなり響きましたとさ・・・
呪いの言葉のように「あんな所に電柱があるほうが悪い。あんな細い道に電柱があるなんて・・・」と独り呟き続ける黒子がいました・・・・