決断の日・・・
ゆめじくんは、今年の4月頃で推定2歳。
尿路結石などの心配や健康の為にも室内飼いの場合は、去勢手術がずっと必要だと考えてきた・・・。
ちゃんすやちっち、くろじの時は当然のごとく、もっと早い時期に、去勢手術や避妊手術を受けていた。
だけど、ずっと、心の片隅にあった、命を繋げてみたいという思いが、ちゃんす、ちっち、くろじの「死」を見届けて強くなってしまった。
この子達の子孫が残っていたら、どんなに心が救われただろうと。
本来なら、自然に繁殖していたであろう、神が創造した生命
(人間の考えや常識でコントロールできないという意味で・・・)
その自然行為を人間の常識で、健康に備わった機能を人工的に奪ってしまう去勢や避妊。
人間界の「愛猫家」としては、その必要性も納得してるつもり
でも、
自然界の存在として、同じように自然界に存在する命を神でもない人間がコントロールすることへの驕り・・・。
色々な矛盾を感じてきた。
そんな事を考えても、この子達は、すでに人間を介在して生きている。
・・・そう、自然界で本能のまま生きることのではなく、「飼い猫」として、すでに人間の「手」が介在してしまっている。
ゆめじくんがこんなに心を許してリラックスしてくれるのも、ここが安全な場所だと認識してくれているから。
そう、人間が囲っている場所・・・。
そして、長年の夢だった うたちゃんの妊娠。
だけど、猫は出産して すぐにでも 妊娠が可能だという。
これも 人間の勝手だけど、今の私達では、一度までが自分達が最後まで責任を取れる精一杯。
2度目には、最後まで責任を取れるか断言できない。
本当は、自然の姿のまま、生まれたままで生きていて欲しい。
だけど、もうすでに「飼い猫」
自然の姿ではない。
うたちゃんの妊娠は望んだことで、こんな素晴らしい朗報はない。
だけど、
だけど。。。。
一度きりの決断。
後戻りできない決断。
ごめんね。ゆめじくん。
怖い思いさせて・・・、痛い思いさせて。
相当、獣医師さんを手こずらせたみたいだね(笑)
ゆめじくんは、抜糸ありの手術の予定だったのに、一泊の入院の後、病院へ向かえに行ったら、
「病院に抜糸の為に、また来るのは、相当のストレスになるようなので 抜糸なしのオプション手術に変更しました」
「え?」
「こちら側(病院)の判断なので、別料金は発生しませんので。」
「えぇ~っ」
去勢手術の予約をしたくて、病院へ問い合わせに行ったとき、一泊入院で、10日以後に抜糸です。
と、説明され バイトの休みを調整して連れて行きました。
当日、担当の獣医師から、手術の糸を変えるオプションがあり、そのオプション手術だと抜糸が必要ありませんが、と言われるも、
もう、ゆめじくんの手術に合わせて休みの調整をしていたので、通常の手術でお願いしたのですがね・・・。
・・・。ゆめじくん、獣医師さんをかなり手こずらせたみたい(笑)
ぷぷっ。
なんか、獣医師さんに 遠まわしに、「また、連れてくるな」と言われた気分だけど。
だけど、無事にすんで良かった ホッ です。
ちなみに、家についた ゆめじくんは、ややしばらく 文句を言い続けていました(汗)
そして、入院中は、警戒して食べなかったのか、とてもお腹をすかして、食べながら 文句をたれて また 食べての繰り返し。
うたちゃんは、ゆめじくんの入院中、寂しがってゆめじくんを探しまくっていたのに、
ゆめじくんのその姿にあっけにとられ、遠巻きに見つめていました(笑)