深夜の無法地帯
仔猫達は脱走が日常化し、仔猫部屋の役割も虚しく、夜な夜な脱走を繰り返すようになりました。
黒子が夜中に気配を感じ、目を覚ますと、仔猫が顔の横にいて、びっくりすることもしばしば(笑)
自由に家の中を遊び場とする仔猫達。
うたちゃんは、心配で仔猫が起きて遊んでいる間、仔猫達の後をついてまわり、付き添っていました。
そして、そのうたちゃんの後をゆめじくんがついて回ります(笑)
仔猫達は、あかずの間へ侵入し、好き放題中♪
廃棄処分を待っている先代猫の猫タワーを発見して喜んでいます。
仔猫のあるある!何箱のティッシュが犠牲になったことか(涙)
夜な夜な繰り返される仔猫達の暴走は、日々、威力を増して行きました。
うたちゃんは 仔猫達が遊び疲れて眠りに落ちるまで、仔猫達が遊んでいる部屋でずっと、付き添っていました。
それも、ずっと、仔猫達に 鳴いて自分の存在を示しているのです。
なので、夜中 ゴソゴソと動き回る音と共に うたちゃんの切ない鳴き声がずっと、聞こえてました(笑)
うたちゃんの鳴き声は、アルトの綺麗な声なのですが、仔猫達に鳴いて話しかける時は
「ニャー」とは鳴かず、
「ん~、ん~、」と鳩のように喉を鳴らして鳴くのです。
まるで、
「危ないことしないでよ」
「大丈夫?」
「まだ、寝ないの?」
「お母さん、ここにいるからね」
「怪我しないでよ」
「もう、あんたがた いい加減にしたら」
「怒られるわよ」
と、語りかけているようでした。
そして、そんなうたちゃんの側には やっぱり ゆめじくんが寄りそっいるのです♪
仔猫達は、うたちゃんの鳴き声をBGMにして、きっと 安心して遊べてたのでしょうね。
何かあっても、お母さんがいつも側で見守ってくれているからこそ、好き放題、自由にできたのでしょう。