出会いはペットショップ-ちゃんす-



出会いは、薄暗いペットショップのかごの中


黒子1の唯一の存在。親であり兄弟であり、家族で親友、そして黒子1の唯一の理解者であり保護者。そんなちゃんすとの運命の出会いはペットショップでした。


ちゃんす 幼少期の写真1   ちゃんすとの出会い 写真


その頃 黒子1は、猫が欲しくて、猫と暮らしたくて、口を開けば
「猫が欲しい」
「猫が欲しい」と
呪文のように 唱えてました(笑)


ある日、黒子1の願いが天に届いたのか(?) 知人から

「知り合いのペットショップでアメリカンショートヘアーの子猫が生まれて、もうそろそろ乳離れもして、譲ってもらえるみたいだけど、一度見てみる?」と聞かれ、


即答です「はい。是非」(笑)


だけど、実際 黒子1は、雑種がよいと思っていました。

だから、どこかで生まれた子猫か捨て猫がいないかと考えていたので、ペットショップで血統書がついてる猫を飼うとは想像もしてませんでした。

随分昔のことなので、定かではありませんが、捨て猫の保護活動をされていた方はいらっしゃったのでしょうが、若かった黒子1は、それを知る術もつてもなく、

ただ、漠然と猫が欲しい。猫と暮らしたいと唱え、

どこかで 野良が産んだ子猫をみつけたよ とか
飼い猫が産んだよとか
捨て猫をみつけたよ なんて 情報を待っていたのです。


その頃は、アメショーは 人気の猫でした。

それも、シルバーのタイプが主流だったような気がします。



だけど、猫が欲しくて、猫に触れたくてたまらなかった黒子1は、誘惑に勝てず、「見るだけ」と自分に言い聞かせながら、行くことにしました。

今なら、「見るだけですむはずがないだろうが(怒)」と、自分で自分を叱りつけてあげますがね(笑)



仕事終わりの夕方 知人と待ち合わせしてそのペットショップへ。

今でも 覚えてます。

店内は薄暗く、所狭しとペット用品が並べられていました。

古い建物の1階で 今のような明るく清潔感のある、まるで「大人も子供も楽しめます♪」みたいなお店じゃありません。

知り合いがいなければ、ちょっと入りずらいような、外観では、何のお店かわからないような(汗)。


そして、また そこの女性店主も無愛想(笑)


でも、考えたら 当たり前ですよね。

猫という命を売る商売。愛想よくして無理に勧めて売ったとしても、最後まで責任持って飼ってくれるかどうかはわかりません。

無理に進めたり、売り言葉は 必要ないですよね。

むしろ、「こいつは、ちゃんと最後まで面倒みられるのか?かわいいこの子達を売っても大丈夫なのか?」って、疑ってかかり、見定めるのが売主の責任かも知れません。


「子猫を見にきたよ」という知人対して、無愛想に店の奥を示す女主人(笑)

奥は、夕方で薄暗いというより、暗い!


だけど、店の奥の 外からの雑音や好奇の目の届かないところへ隔離されたスペースに 大き目の鳥かごが二つ。

そこから、か細い子猫の鳴き声が聞こえました。


うわぁ~仔猫いっぱい(黒子心の叫び)!


とっても小さな仔猫がかごの中にいて、人間が近づくと、
「甘えたいのか、えさが欲しいのか、自己アピールなのか」

我先にと 精一杯かごの中から近づいてきて 一斉に 鳴くのです。

ちっちゃな手や顔、身体ごとかごに押し付けて 甘えた声で鳴くのです(嬉)

感動で、ただ、じっと見つめてウルウルしていると、無愛想(しつこいか?)な女主人が「抱いてみる?」

「えっ、いいんですか?」

女主人が、かごに手を入れると寄ってくる、寄ってくる。

手近な仔猫を まず手渡され、しばし感動タイム(笑)

女主人の「気になる子はいる?」の質問に われに返ってよく見ると、どの仔も、とっても小さくてかわいかったのだけど、

ふと 目に付いて 気になったのは、我先にとアピールしてくる仔猫達の中で、かごの奥でボーっと、一人取り残されているタヌキ(?)

いやいや、ちゃんすでした。

他の子達は、アメショーの中でもシルバーで顔はほっそりタイプ。

その中で 唯一 ブラウンタビーで丸顔だったちゃんす。

それはまさに、仔猫の中にまぎれ込んだタヌキでした(笑)


そして、一番の理由が、我先にとアピールしている仔猫達の中で ただ一人、出遅れ取り残され、茫然自失とするドンくささ(爆笑)

「そんなんじゃ、誰もあなたのこと気づいてくれないよ、アピールしなきゃあ(心の叫び)」

そっと、女主人に「あの奥にいる仔」と告げてみました。

抱いてみると、暴れることなくじっとしていて、落ち着きがある仔でした。

ちゃんすは、その頃から穏やかな性格だったように思います。

他の仔猫のようなはしゃぎかたをあまりせず、大人びていました。


そして、一人暮らしだった黒子1には、元気すぎる仔より、少し落ち着いた性格の仔のほうがあっている気がしました。

二人で穏やかに暮らしていけたらと(喜)。



ええ、そうです。



ただ、見るだけのつもりがその場でちゃんすを我が物にしていました(笑)



これが、
我が家の長老、
我が家のボス、
我が家の柱、
我が家の心の支え、
我が家の・・・、
黒子の全てだったちゃんすとの出会いです。


ずっと、ずっと一緒だよ。
ずっと、ずっと一緒に居てね。
ずっと、ずっと側にいてくれると信じていた黒子の大事なちゃんす。



すべてがちゃんすとの出会いから始りました。



ちゃんす 幼少期の写真2


これが唯一のこる、ペットショップより拉致した日の写真。
ペットショプで入れられた猫用の入れ物から、恐る恐る出ようとしてます。

なんとか、リラックスさせようと、横にはネコじゃらしが用意されています(笑)










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